あなたが見ている景色そのものを、私は見る事ができない
あなただけの世界
家族とテレビを見ている時、
同じものを見ているつもりでも、見る角度が違う。
テレビまでの距離が違うから対象物(テレビ)の大きさが違う。
光の当たり方で色が違う。
絶対に同じには見えていない。
あなたと同じ見え方をしている人はいません。
今見ている物、風景は
世界であなただけの景色
大家族で寄り添って生活していても、一人一人違う景色=世界で生きている
「自分だけの世界」で生きている人が、
他の人も同じように見えているだろうという前提で生きているのです。
あくまでも推測に過ぎず、
同じように見えているという確信は持つ事は出来ず、証明もできません。
自分だけの色かもしれない
あなたの見る赤色は他の人の見る赤色と同じだと言えますか?
「全く違うかもしれない」と考えた事がありますか?
人間同士だからほとんど同じだろう
目や脳のデザインや機能はほぼ同じだから、自分と同じような色が見えているだろうと当たり前のように感じていることでしょう。
実は
ほぼ同じでも、全く違っていても構わないのです。
通用してしまいます。
会話が成り立ってしまうのです。
A「この赤い花キレイだね」
B「いい赤色だね」
他の人がどう見えているかを共感する事はできません。
自分だけの世界しか見られない
↓
自分だけの世界が無数にあり、重なり連なり繋がっている。(生命体の数だけ世界がある)
↓
無数世界の中に「正しい世界」は無い(善悪、優劣、序列も無い)
「この世に正解は無い」